专利摘要:

公开号:WO1989007360A1
申请号:PCT/JP1989/000066
申请日:1989-01-25
公开日:1989-08-10
发明作者:Yukio Katsuzawa;Michi Masuya
申请人:Fanuc Ltd;
IPC主号:H02K5-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 液冷モータの冷却用管路接合構造
[0002] 〔技術分野〕
[0003] 本発明は、 液冷モータの冷却用管路の接合構造に閬する も のであり、 ステータコア外周部のケーシングに管路を備えた タイ プの小型で高出力、 高速回転等の必要な一般液冷モータ に適用される ものである。
[0004] 〔背景技術〕
[0005] 液冷モータ は冷却能力が高く て、 同一電機寸法の空冷モー タの 1. 5〜 2倍の出力を発生する こ とが出来るため、 ステー タコアの外周部のケーシ ングに冷却効率を高めるための表面 積 (周面積を大と した異形断面孔) を配設し、 ケ一シ ング両 端部の軸受を保持するハウ ジング (前部フラ ンジ、 後部ブラ ケ ッ ト ) に設けた管路を異形断面孔に連通してケーシ ング ハウ ジングとを接合して、 冷却液を循環する方式が従来よ り 行なわれている。 但しその接合部には冷却液の漏れを防止す るための厳密なシールが必要であり、 液漏れに対する信頼性 が要求されている。
[0006] 第 4図 ( A ) , ( B ) , ( C ) は従来の冷却用管路接合構造を 示す図であって、 図に示す如く 、 ケーシ ング 1 ' には冷却 ¾ 果を高めるために周面積を大と した異形断面孔 4 0 を形成し 孔 4 0 の端部には側方に延出した連通口 4 2 を形成しておき ケーシ ング 1 ' の接続端面 E上に油シール能を有する接着剤 Bを施こ して、 円形断面孔 4 3を有する蓋板 1 1を、 孔 4 3 が連通口 4 2に合致するように接着する。 次いで蓋板 1 1 の 自由端面 E ' の孔 4 1外周部の真円の溝 5 0 ' 内に 0リ ング 5 ' を嵌めて、 ハウジング (後部ブラケッ ト) 2 ' の円形断 面孔 4 1を蓋扳 1 1 の円形断面孔 4 3 に合致させ、 ボルト 1 0をブラケッ ト 2 ' の孔 liを介して蓋板 1 1 のネジ孔 9 ' に螺入固定し、 管路 40 , 42 , 43、 及び 4 1 の連通した冷却液 循環管路を形成し、 矢印 Aの如く冷却用の油を流していた。 前述の改善された従来例にあっては、 油のシール性の非常 に良い 0リ ングを用いるが、 標準 0リ ングは真円形状に適用 されるために、 0 リ ングを適用する個所、 即ち異形断面孔 4 0 と円形断面孔 4 1 との接合部の面 E ' 、 に於ては両方の 接合孔が共に円形断面であらねばならず、 必然的に接合用の 円形断面孔 4 3を有する蓋板 1 1を使用せねばならなかった, そして蓋板 1 1をケ一シング 1 ' の端部に接合するための油 シールの接着 Bが必要であつた。
[0007] そして、 完全な油シール性接着を達成するために、 蓋板 1 1 とケ一シ ング 1 ' とは真空樹脂舍浸手段により実施して いたが、 この蓋板の適用にば非常な手間とコ ス トを要してい た。
[0008] 本発明は、 ケ一シングの異形断面孔とハウジ ングの円形断 面孔との接合を新規な構造で達成することにより、 上述の如 き従来の欠陥を一挙に解決するものである。 〔発明の開示〕
[0009] 例えば第 1 図 ( A ) , ( B ) , ( C ) に示す如く、 ケーシ ング 1 に異形断面孔 4 0 を配設し、 ケーシ ング端部では連通口
[0010] 4 2 を側方に延出した孔ロとする と共に、 該孔口の周囲に溝
[0011] 5 0 を刻設して異形 0 リ ング 5 を溝 5 0 内に嵌入し、 ハウ ジ ング 2 の円形断面孔 4 1 を連通口 4 2 に合致させて、 ボル ト 1 0 によりハウ ジング 2 とケーシング 1 とを締着し、 ケ一シ ング 1 の異形断面孔 4 0 とハウ ジ ング 2 の円形断面孔 4 1 と を連通した。
[0012] ケ一シ ング 1 とハウ ジ ング 2 とを直接にボル ト 1 0で締着 するため、 従来の蓋板が省略出来、 異形 0 リ ングの使用によ つてステータ冷却用のケーシング部の管路形状の自由度が得 られ、 ケーシ ング形状が適切な寸法に出来る。
[0013] 異形 0 リ ングを採用 したため、 一種類のシール部品で完全 なシールが可能となり、 作業方法の簡略化、 製造工程の短縮 が可能となる。
[0014] 従来の蓋板 (第 4図 ( A ) の 1 1 ) が削除出来るため、 コ ンパク トな形状の液冷モータの実現が可能である。
[0015] 数値制御工作機械の小径ェ ン ド ミ ル 、 Φ 2 〜 Φ による 任意形状の溝加工が可能であるため、 ケーシ ング部のステ一 タ冷却用管路の断面形状の設計に自由度が得られ、 ケーシ ン グ形状が最適寸法に出来る。
[0016] 〔図面の簡単な説明〕
[0017] 第 1 図各図は、 それぞれ本発明実施例の要部拡大図であり、 図 (A ) はケ一シングとハウジングとの接合部の拡大断面で あって図 ( B ) の C一 C断面を示し、 図 ( B ) は第 3図の B 部拡大図であり、 図 ( C ) は図 (A ) の D— D断面を示す。
[0018] 第 2図は、 本発明実施例の略示縦断面図である。
[0019] 第 3図は、 第 2図の A— A断面図である。
[0020] 第 4図の各図は従来例説明図であって、 図 (A) はケ一シ ングとハウジングとの接合部拡大断面を示し、 図 ( B ) は図 ( A ) の E— E断面を示し、 図 ( C ) は図 (A) の F— F断 面 ¾:示- s 。
[0021] 〔発明を実施するための最良の形態〕
[0022] 本発明を、 工作機械主軸を駆動する液冷型誘導電動機に適 用した。 第 2図に示す如く、 ロータ挿入孔 Hを有するステー タコア 7を取囲むケーシ ング 1 の両端に、 前フ ラ ンジ 3 と後 部ブラケッ ト 2を締着し、 ケーシングと各ハウジング (前フ ラ ンジ、 後部ブラケッ ト) にわたつて冷却油を循環する管路 4を形成した。
[0023] ケ一シング 1 は、 第 3図から明らかな如く、 ステータコア 7 の封入用孔 Ho を有する略角筒形状で、 四隅にそれぞれ 1 対の異形断面孔 4 0を貫通する形状に、 アルミ二ゥム合金で 铸造し、 第 1図 ( A), ( B), ( C ) から明らかな如く エ ン ド ミルで深さ Dの連通口 4 2を異形断面孔の端部に形成し、 同 時 2軸送り数値制御工作機械を用いて異形断面孔 4 0 の端部 の孔口と略相似形の搆 5 0を孔口の周囲に穿設した。
[0024] ハウジングとしての前フラ ンジ 3 と後部ブラケ ッ ト 2 とは 円形断面孔 4 1 を有する従来同様物を用意した。
[0025] 組付けは、 溝 5 0内に耐油性ゴム ( N B R ) の異形 0 リ ン グ 5を嵌めた後、 前フラ ンジ 3及び後部ブラケ ッ ト 2を当接 してボル ト 1 0を孔 hを介してケ一シ ングのネジ孔 9 に螺入 締着した。 なお、 6 は補助手段として適用した普通の 0 リ ン グであり、 8 はコイルエ ン ドである。 得られた接合構造にあ つては、 冷却油は従来の管路 (通路) 同様に矢印 Aの如く流 れ、 連通口 4 2の底面 Fが円形孔 4 1 から異形断面孔 4 0 へ の円滑な拡散を達成し、 異形 0 リ ング 5が完全な油シールを 達成した。
[0026] 本実施例にあっては第 4図に示す従来の蓋板 1 1 が削除出 来たため、 製造過程での蓋板 1 1 のケーシ ング端部への接着 工程が省略出来、 製造工程が極端に簡略化出来た。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1. ケーシング ( 1 ) の端面の異形断面孔 (40) 周緣に異 形 0リ ング ( 5 ) を配置し、 ハウジング ( 2 , 3 ) の円形断 面孔 (41) を異形断面孔 (40) の一部に連通してケ一シ ング
( 1 ) とハウジング ( 2 , 3 ) とを締着したこ とを特徴とす る液冷モータの冷却用管路接合構造。
2. 円形断面孔 (41) を異形断面孔 (40) の側方に延出し た連通口 (42) に連通した請求項 1記載の冷却用管路接合構
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-08-10| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1989-08-10| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB |
1989-09-22| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989901877 Country of ref document: EP |
1990-02-28| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989901877 Country of ref document: EP |
1991-08-01| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1989901877 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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